website→
http://www.spacemoth.org online shop→ http://spacemoth.shop-pro.jp/ twitter→ http://www.twitter.com/spacemoth_zoe 店主の日記・お知らせ→ http://spacemoth.exblog.jp/ おすすめ・新入荷アイテムブログ→ http://spm-fz.spacemoth.shop-pro.jp/ Facebook page→ https://www.facebook.com/spacemothfripierzoe instagram (shop)→ https://www.instagram.com/_spacemoth_/ instagram (店主の日記)→ https://www.instagram.com/ksm_spm/ spacemoth / fripier ZOETROPE (スペイスモス / フリピエ・ゾエトロープ) 神戸市中央区栄町通3-1-7 栄町ビルディング3F 078-391-6288 カテゴリ
以前の記事
2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2012年 10月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 03月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2017年 05月 09日
5/3で spacemoth はオープンして16周年を迎えました。 いつもマイペースなお店につきあってくださって、ありがとうございます。 17年目のspacemothも 古いもの、新しいもの、みなさまとのうれしいご縁が続いていきますように… どうぞよろしくお願いいたします ☺︎ 〇 ![]() 周年の日にめずらしく早出してきたらうれしいお届けもの. spacemoth books & records のレーベルタグとCDたち ![]() 周年の日にめずらしく早出してきたらうれしいお届けもの. その2 ドアノブに掛けておくつもりだったみたい… ムムさんありがとう~😿💫 ![]() 周年の日にめずらしく早出してきたら、思いがけないお届けもの. その3 N.Y.経由、ポートランドからのお土産 surprising souvenir from Portland via N.Y. on the day of spacemoth 16th anniversary. thank you steve @ audika records! soooo happy ︎☺︎︎ を記念してつくった AR Tee (→ 〇4 ), instagram の写真を見て、なんと映画にも出ていたオーディカ・レコーズのスティーヴ・ナットソン (アーサーの音源や権利関係もすべて管理しているレーベル・オーナー ) から、Tシャツぜひほしいという連絡が・・ 私が学生時代アーサーの音楽にはじめて出会ったのも、Steveが再発を手掛けた "Another Thought" と "Calling out of context", つまりスティーヴさんのおかげです。 もちろん!ということでお送りしたところ、ニューヨークのBAM (ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック) で開催されたアーサーの映画上映とディスカッション (→ 〇5 ) に出演した際に、rough trade の Jeffery Lewis と並んだ着用写真をアップしてくれていました。 うれしい… そのTシャツのお礼にというN.Y. のお土産が、たまたまスペイスモス16周年の日に届いたのでした。 うれしすぎます… ![]() では かちかちで何も話せなかったのですが、見に来てくれた人達は 「おふたりのふわっとしたトークが楽しいレクチャーを聞いてるみたいでよかった」 などなど、ほんとうにあたたかい反応で、ひとまずほっとしました(ありがとうございます…) その中で 「見た目かわいらしいのに(←すみません*.*;)、男塾な分野にも精通しているかすみさん」 という素敵な女性からのコメントがあって、うう、うれしいけど、男塾の意味がよくわからないけど、なんとなく、私の思っているアーサー像とはちょっと違う風に伝わっている気がする、、(バタッ) ということで、私の思うアーサー・ラッセルの魅力について (すこし脱線) アーサー・ラッセルは、1970~80年代の LA, NY で驚くほど多岐に渡る活動をしていたものの、存命中はほとんど評価されず、92年にエイズで亡くなった後しばらくしてから、上に出てきた Steve Knutson によって膨大な音源が編纂・再発されたことで再評価が高まりました。 アーサーが当時関わっていたり、同じような場で活動していながら、アーサーよりも評価され成功を収めていった音楽家たちは、ローリー・アンダーソンにしても、トーキングヘッズ、フィリップ・グラス、少し上の世代ですがラ・モンテ・ヤングにしても、自分たちの表現のトレードマークというか、ひとつのスタイルをある程度認知されるまで継続していたことで、作家性が認められていったり、パッケージングしやすかったところがありますが、アーサーは、さまざまなことに興味を持って、それを全部同時に並行してやっていたので、当時の人たちには全然捉えどころがなかったのかもしれません。 当時ボブ・ディランなどを発掘した大物A&Rの人が何度かアーサーに接触していたのですが、仲間思いのアーサーはスタジオにアンサンブルのメンバー全員を連れていって、ソロで売り出そうとしていたプロデューサーを怒らせたり、再度声をかけられた時には、ひとつのイメージに絞られたくないと渋ったり、ほかにも アーサーの異常なまでの凝り性や純粋な不運によって、何度もなんども失意を味わって、そのたびにまた美しい曲を作ってまわりを驚かせたり…(せつないです) そして当時のN.Y.の現代音楽、NEW WAVE / NO WAVE のシーンでは、音楽的には黒人やラテンの要素を取り入れていたとはいえ、一部を除いてまだ暗黙の白人至上主義があって、ブライアン・イーノなども、当時は白人のための音楽美学をつくりあげる、というような声明をザ・キッチン (NYの現代音楽家たちのイベント・スペース) で発表したりしていたようです。 (大好きな 「ブリュッセルより愛を込めて」 の中の interview with Brian Eno では、 「アーティスト」 というものをまだモダニズム時代のように苦悩するストイックな感じに、ちょっと気取って語っているのがかわいいな~と思っていたのですが、数年前のレッドブルのレクチャーでは、ENOさんも年月と経験を経て、徐々にこういう大きく丸い感覚に変わっていったことに、いい意味で驚いたのを思い出しました) LECTURE: BRIAN ENO, NEW YORK 2013 (日本語字幕) (脱線中の脱線おわり) そういう中で、西洋と東洋の古典音楽を本格的に学んだアーサーが、アカデミックな場とアンダーグラウンドな場を行き来しながら 黒人音楽やディスコ、パンクなどを何の偏見もなく取り入れたり関わっていくことは、自身がゲイであるということも含めて、当時はまだそれぞれのシーンにとって、ナチュラルにラディカルすぎて評価されにくいことだったのだろうなあと感じました。 アーサーのいた時代と彼を取り巻く状況 (その当時の LA,NY の音楽 / アート・シーン)、アーサー自身の背景と音楽、ほんとうに興味深くて、まだまだ話したいことがつきません…! クラシックの素養もあって、現代音楽と電子音楽、ポップとフォーク、ダンスミュージックを繋いでいくような独特の立ち位置とか、 東洋思想にも傾倒しているアーサー自身の、求道者のような 寛大で温和な人柄、 すでに権威ある高尚な音楽と、野心ある若手の音楽家コミュニティの交流が刺激的で活気あるニューヨークという街とその時代、 その中で、アーサーの失意続きの人生を通じて積み重ねられた土壌、ほとんど誰にも理解されなかった分け隔てのない知的好奇心は、今の私たちにこそ届くものがあるなあと感じます。興味のある方は、英国の音楽ジャーナリスト ティム・ローレンス著 「アーサーラッセル ニューヨーク、音楽、その大いなる冒険」 という本がとても詳しいので、ぜひ読んでみてください〇 ほかにも、アーサーの最初の理解者で長年の友人アレン・ギンズバーグとの交流、仏教 (真言密教) や日本との関係もとても興味深かったのですが、あまりに長くなってしまったので、またいつか. (個人的には、アーサーが亡くなった知らせをツアー中の日本の浅草で知ったピーター・ゴードンが驚愕した理由が、すごすぎてピークでした) (尻切れトンボなままですが… 脱線おわり) 〇 〇 〇 16th な曲…と思ったら ロンドンで観た royal trux (ニール・ハガディが極度の飛行機恐怖症だからアメリカ以外で観られるのはレア、ということでした) の sweet sixteen しか浮かばず、 ジャケットが目も当てられないので上げられず、ほかに、と思ったらこの2曲しか出てきませんでした👐🏻 もっとお洒落な曲ないのかな…💐? ![]() 16 (sixteen) 5年くらい前 あいかちゃんに初めて出会った時の彼女の年齢でもありました 丁寧な刺繍が愛らしすぎる 16 (sixteen) のトート、今も愛用しています。 またはじめてほしいな…👐🏻♡ 友人に 「16年って、生まれた子が高校生よ」 ってひー… グレまくりで綱渡りにしか興味ない問題児ですが、これからもどうぞよろしくお願いします 😎 ![]() ![]() ![]() 何時かのANOTEN #阿野義知 ![]() いつかの quietroom 1周年おめでとう🕯 〇 〇 〇 ひさしぶりに、恐ろしく長すぎる周年のご挨拶でした ︎☺︎︎ Arthur: Or The Decline And Fall Of The British Empire / The Kinks
by spacemoth
| 2017-05-09 13:00
| 映画・音楽・本のことなど
|
ファン申請 |
||