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2015年 07月 07日
7/3(金) cafe Fish! × 元町映画館 × esja presents PLAY ▶ CULTURE: 「特集XAVIER DOLAN 前夜祭」 中井さんのトーク、ドランの生い立ちや撮影技法、各作品についてわかりやすく説明しながら、話が進むにつれて膝を打つような驚きの連続! 2時間があっという間で、ドランと映画への愛がヒシヒシ伝わってきました。 もっとお話お聞きしたかった… そしてもう一度 全作映画館で観たくなりました。 まだまだ話し足りなかったなあという中井さん、企画のesjaさん、Cafe Fish! 金田さん、元町映画館のミライさん斉藤さんと等身大ドランさん。 みなさん映画への愛に溢れてました。 ありがとうございました* ○ ○ ○ すこしばかり 余談 トークの冒頭で中井さんからの「一番好きなドランの映画と、その理由は?」という問いに、緊張のあまり思わず真っ白になってしまうという、申し訳なさと恐怖にすくんでしまいそうな幕開けでしたが、そのあとは中井さんが上手に引っ張っていってくださって、いつのまにか緊張も吹き飛び、面白いお話にどんどん引き込まれていました。 中井さんのトークの内容は、またどこかで立ち会える機会があるかもしれませんので詳しくは載せませんが、感情を画面に定着させるドラン独自の方法、画面上に立ち現れているものから何故ドランが天才なのかを解説するというもの、とてもスリリングで聴きごたえがありました。 (ロランスとフレッドの幸せの絶頂でどうして服の山が降ってきたのか、にはちょっと背中に電流が走りました) そんなわけで、とても充実した楽しいトークも無事終了しましたが、観に来てくれた友人からのつっこみを受けて、はじまりの私の0.5爆死、最初の質問でまっしろになってしまった理由について、 ドランの中で一番好きな映画 私は個人的に、監督の分身みたいな主人公が、いくつかの映画にまたがって 映画の中の役柄と共に 演じている俳優と監督自身も変化していくよ (カラックスのアレックス3部作、トリュフォーのドワネル4部作、 ドランの青春三部作も 3つでひとつ、みたいなところがあって、 (まだ若くて現在進行形の監督の作品を3つでひとつ、 そのうえで、でもあえて3部作の中で一番を選ぶなら、 わたしはロランス、かなあと。 レオス・カラックスの場合は、自分の青春ど真ん中だったので、強いて挙げるなら年代順(煌めきがピュアで瑞々しい順番)となるのですが、 ドランの場合はポップな煌めきに芯からぎゅんとなる、 (公開授業での、1作目はデジタルに不満がある、 少し話がそれますが、ドランの描く女性って、なんとなくですが2通りのタイプがあるような気がします。 ・自分の美点を見出してくれたり、受け入れて導いてくれる存在 (マイマザーの先生やマミーのカイラ、ニコラのママもすこし?) ・社会規範や常識、エゴを自分に突き付けてくる存在 (マイマザーの母親だったり 胸騒ぎの恋人のマリーだったり) (もちろん100%の配分じゃなくて、 そして、ドランの作品全体から感じるのは、「 愛を成就させたり受け入れてもらうためには 「自分が自分自身であること=自由であること」 を諦めるか、嘘をつかなくてはいけない、という痛みの感情です。 (「自分自身であること」と「愛を得ること」、すごく普遍的なテーマではありますが、ドランの場合、 それが、わたしはロランスでは、 だからこそ、 ロランスが冒頭で、 L=F. 「僕らが一生通じてさがし求めるものは、たぶんこれなのだ、 が浮かんできたり、「天井桟敷の人々」のガランスとロランスってなんだか響きが似ているなあ、、と古い映画の記憶がよみがえってきたり、、 ひとつの映画から、さまざまな映画や文学、 ・・・と、そんなことを、 むり! となって黙り込んでしまった次第です mm なんともお恥ずかしい限りですが、中井さんが端的に二言三言ででも、2時間ぶっ通してでも、自分の感傷を差し挟まずに、熱く美しく、 私ももっと、自分の感動や思いを その場その場で相手の人にきちんと伝える、ということを日々学んでいきたいな、、と強く思いました。 そして、そんなふうに熱く人を語らせてしまうグザヴィエ・ドランの凄さ、さらには映画という表現形態の奥深さに、あらためて感動した1日でした。 ○ ○ ○ 7/4から元町映画館さんでは新作・旧作を含めたグザヴィエ・ドラン特集が開催されています。 元映さんとスペイスモス/フリピエ・ゾエトロープがタイアップしたドラン・フェアでは、映画をイメージしたお洋服、書籍などを集めてみました。 さらに元町映画館とspm/fz 両店舗にて、映画を観られた方とお買い物された方に割引チケットをプレゼントしています。 フェアの詳細はこちら→ 元町映画館さんのブログでも紹介してくださっています→ みなさまぜひ元町映画館さんとspacemoth / fripier ZOETROPE を行き来してくださいね*
by spacemoth
| 2015-07-07 10:45
| 映画・音楽・本のことなど
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